2020年7月22日(水)、栃木県鹿沼市へIoTセンサーの試験設置に行ってまいりました。
今回はTAMA-sensorも同行することができました!
当日は朝から雨が降っていましたが、鹿沼市消防本部さまへ到着するあたりから小雨に変わっており、今回も取付時には雨は止んでおりました。
それでは、鹿沼市消防本部さまの管轄エリア内の防火水槽において、先日の事前調査の5ヶ所にIoTセンサーを試験設置させていただいた様子をご紹介させていただきます。
防火水槽のマンホールですが、鉄蓋を開けると消火活動に必要な水がストックされております。
鉄蓋の種類によっては雨水がマンホールに浸入し当初の水量以上になっていたり、井戸水を利用される作りになっていたり、開けるまでわかりませんので、そのタイプをご紹介させていただきます。
A.通常水位状態のタイプ
即IoTセンサーの設置準備に取り掛かれるので助かります!
B.雨水が浸入し水位が満水になっているタイプ
このままの状態ですとIoTセンサーの通信が飛びませんので、バケツで地味に水を汲み取り、水位を下げます。(鹿沼市消防本部さまへは報告済みです。)
頑張って水位を下げた結果がこちら(^^)/
C.側溝からの給水方式タイプ
現場到着時には側溝からの給水タイプとは知らなかったので、満水のマンホールからバケツで水を汲み、側溝へ水を運んでおりました。。。IoTセンサーの取付準備をしているとマンホールが満水になっていることに気づきましたので、再度バケツで水を汲み取り側溝に流してみると、マンホール内に水流が確認でき、小さいカエルが流れてくることを確認いたしました(笑) ここは通信が飛ばないことを前提に取り付けることにいたしました。後日鹿沼市消防本部さまへ報告したときに側溝からの給水タイプと知ることができました。
今回の鹿沼市消防本部さまの試験設置におきましては、
①IoTセンサーが水で浸漬状態となるところ → 1ヶ所
②満水状態の水を少し抜いてIoTセンサーと液面を少し離して設置したところ → 1ヶ所
③現状のままIoTセンサーを設置したところ → 3ヶ所
で設置させていただき、通信等がしっかりと行えるかどうかを確かめることにいたしました。
結果、①、②、③とも問題なくデータおよび通信が行えています。・・・、なんと①の側溝からの給水タイプもデータ&通信が行えていました。連休の間に雨が降らなかったことにより、側溝へ水が流れ、マンホール内の水位が下がったことで、IoTセンサーが浸漬状態から解除されたようです!このIoTセンサー、実は防水仕様となっておりまして、浸水状態が解除されると正常に動くようになるのです!これを早々に確認することができました(^^)/
今後はクラウド管理ツールの管理画面上でウォッチングを続けるとともに、鹿沼市消防本部さまのご要望等をヒアリングしながら管理機能を充実していきたいと考えておりますので、またブログで発信させていただきます。
鹿沼市消防本部さま、NTT西日本さま、今回もご協力いただきありがとうございました!