地域産業デジタル化支援事業

[fa icon="calendar"] Dec 22, 2021 5:29:10 PM / by TAMA-sensor

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最後に投稿してからちょうど1年が経過しておりました。。。

この間、当初タッグを組ませていただいたNTT西日本さまは、2021年3月に残念ながら当事業から撤退をされており、弊社とセンサーメーカーさまで、ある分野で受注に向けてトライアルを続けてまいりました。結論はまだまだ先のようです。
黄色のIoTセンサーを用いた業務の効率化に興味がある方、引き続きお問い合わせをお待ちしております!

そして当ブログでお伝えしてきた防火水槽向け水位センサーですが、2021年5月に経済産業省の補助金事業「地域産業デジタル化支援事業」に採択(2021年8月に補助金の交付決定)され、現在株式会社マクニカさまと共同で独自のIoTセンサーの試作品の開発を行っております。

この「地域産業デジタル化支援事業」、経済産業省さまのホームページからの抜粋ですが、このようなものになっております。

【事業目的】
本事業は、地域経済を牽引する企業のデジタル化を支援し、地域の高生産性・高付加価値企業群を創出・強化することを目的としています。
具体的には、地域未来牽引企業等、事業管理機関、IT企業等が連携して取り組む、新事業実証(試作、顧客ヒアリング、事業性評価と改善等)による地域産業のデジタル化のモデルケース創出、地域への横展開を目指します。
【対象経費】
実証企業:自社の将来的な収益源となる、デジタル技術を活用したビジネスモデル案の実証(試作、顧客ヒアリング、事業性評価と改善)に係る費用
事業管理機関:実証企業の実証支援、ビジネスモデル実証予備群の発掘、事例の整理・普及展開に係る費用

 

石川県では3社採択されているうちの1社が当社になります。

やる気は満々だったのですが、補助金を活用しながらの活動は2021年9月ぐらいからとなったため、まだスタートして3ヶ月ですが、この間に行ったことをご紹介させていただきます。

2021年11月下旬、前回試験設置をさせていただいた神奈川県川崎市の防火水槽の内5ヶ所で、簡易試験機(基盤とモバイルバッテリー)を使って、通信試験を実施。

蓋とセンサーとバッテリー

通信試験

5ヶ所とも通信確認ができましたが、5ヶ所とも目視できる範囲に携帯電話の基地局を確認することができました。
携帯電話の基地局

 

2021年12月中旬、前回試験設置をさせていただいた滋賀県長浜市の防火水槽の内4ヶ所で、同様の通信試験を実施。

山奥でも大きな基地局があったところは通信確認ができましたが、見晴らしの良い環境でも基地局が見当たらない2ヶ所は、通信エラーになってしまいました。
山間部の携帯電話の基地局

 

KDDIとソフトバンクのSIMのLTE回線を使っている以上、これは想定内の結果として受け止めて、これから急ピッチでセンサーの選定および試作品の開発を進めてまいります!

また当ブログで情報を発信して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

Topics: sensor, 防火水槽, 試作品開発

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DX推進役として、ビジネスマッチングツールのサルベージから、自社の強みを活かした新規ビジネスの展開を常時模索しております。

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