IoTちゃれんじぶろぐ|タマダ株式会社

防火水槽は広範囲に埋まっています。

作成者: TAMA-sensor|Sep 25, 2020 7:17:39 AM

NTT西日本さまと共同研究中のIoTセンサー、今回は防火水槽が広範囲に埋まっていることに絡めたIoTセンサーのお話をしたいと思います!

日本には約53万基の防火水槽が存在しています。例えば、試験設置にご協力いただいている滋賀県長浜市の管轄エリアには約700基、栃木県鹿沼市の管轄エリアには約500基の防火水槽が存在しております。

滋賀県長浜市で例えますと、長浜市、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町および西浅井町の市町合併により、湖北地域消防本部さまの管轄エリアは広範囲に渡っております。

青マークは、実際に滋賀県長浜市で試験設置をしている10ヶ所を表しています。

長浜市街地から最も遠い場所は、車で約1時間半掛かります。写真のとおり山の中です(^^)/

 

消防の皆様は、地域の安全安心のため、防火水槽等の位置の確認や水の量を定期的に確認されており、とても頼りになる存在です!

・・・が、防火水槽の数は市町村単位で500基ぐらい存在している関係上、毎日毎日管轄内の防火水槽を点検することは不可能です。仮に1日で5ヶ所の点検をしたとしても、すべての防火水槽を確認するのに100日かかることになります。となると年3回の点検となりますので、点検の翌日に漏水が始まり水がなくなったとしても、気付くのは3ヶ月後となります。その間にもし火災が発生したら・・・、消火活動に支障をきたしてしまいますね(・・;)

この問題にも対応するのがこのIoTセンサーです!複数人が車に乗って何時間も掛けて移動し、マンホールを開けて水があるかどうかを確認しに行かなくても、IoTセンサーが24時間365日、漏水確認を行ってくれますので、万が一の消火活動にも支障をきたすことはありません(^^)/

今回はここまで。

 

弊社タマダ株式会社は、自社の強みを活かした分野において、対象物の形状を液面としたサービスを展開しようと歩き出しております。もちろん対象物は液面に限定されないため、今後は本サービスを展開できそうな分野にも応用していきたいと考えております。

 

今後のトライアル状況や、センサーの機能紹介などを当ブログで情報発信してまいります。少しでも興味をお持ちいただき、訪問者さまのビジネスに応用できるかもとお感じになりましたら、お気軽にお問い合わせください!