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第8回プラントユニット合同研修会

プラントユニット合同研修会・事務局からのお知らせです。

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2025年7月11日に第8回プラントユニット合同研修会を行いました。今回の研修テーマは「生成AI」(以下、AIとする)。参加頂いた皆様には、AIでどんなことができるのか、日常業務に活用できるのか、実際に2つのAIツールを使いながら検証頂きました。

■開催概要
開催日時:2025年7月11日(金)11:00~17:30
参加企業:(株)タマダホールディングスグループ・技術部
タマダ(株)・プラントエンジニアリング本部
     (株)岩本鉄工所
(株)アクセス
(株)岡田プラント工業
ラバジャバシステム(株) 
AIツール:ChatGPT・Gemini

■研修について

①アイスブレイクを兼ねた自己紹介
参加者の名前と趣味をAIに読み込ませ、AIが作った紹介文を読み上げる形式で自己紹介を行いました。AIが作るため、あることないこと関係なく紹介文が生成されてしまいますが、意外と自分の自己紹介らしい表現だった、普段自分では思いつかないような表現に触れることができたと、多くの方から好評を頂きました。研修前にAIを使う心理的ハードルが下がり、とても有意義なアイスブレイクとなりました。

<自己紹介例>
自己紹介の作成には、以下のような指示文(プロンプト)を記載しました。
「20秒でわかるプロフィールを作成して 玉田善久 マラソン」

複数名で趣味が被っておりましたが、AIはひとひとり異なる紹介文を作成してくれました。

②AIについてのレクチャー ③事例紹介
(株)岩本鉄工所の岩本社長及びラバジャバシステム(株)の清水社長より、最近のAIの動向や、業務でAIを使う際のポイント・注意点を共有頂きました。岩本社長はAIで作成した音声でレクチャー用の資料を説明し、清水社長はAIで作成した資料でレクチャーを行うなど、この時点でAIが多角的に業務に活用できることを実感する機会となりました。

④グループワーク ⑤発表
参加者の皆様には事前課題として「日常業務の中でAIを使って解決できそうなこと/AIを使って効率化したいこと」をご提出頂き、当日はグループで実際にAIを使って解決/効率化できるか検証していただきました。取り組みの後は発表の場を設け、今日の取り組み内容やAIを使ってみた感想を共有頂きました。
初めて本格的にAIに触れ方もいらっしゃる中で、グループで意見を出し合い積極的に検証に取り組む様子が見受けられました。

発表および研修後のアンケートにて皆様からコメントを頂きましたので、一部抜粋でご紹介いたします。


◆Uさん/(株)タマダホールディングスグループ・技術部
日頃の業務をAIに任せられることはあるのか、気になっていたので、今回参加させていただけて良かったです。今のAIのできることできないことを明確にすることができました。

◆Nさん/(株)岩本鉄工所
今後AIをテーマにした研修があるのであれば、図面の整合性の比較検討など、どのようなパターンなら可能か深掘りしてみたい。

◆玉田社長/(株)タマダホールディングスグループ
非常に興味深いテーマだった。新しい取り組みに重要なのは、受け入れる土壌作り、活用する企業文化を醸成することであり、タマダでも段階的に導入しながら活用できるよう検討していきたい。



■総括
日常で耳にすることが増えたAIですが、普段の業務の中で、AIで具体的にどんなことができるのか、業務に活用することはできるのか、を考え、更に検証までする時間を設けることは難しいかと思います。今回、研修として皆さんにそのような機会提供ができたこと、皆さんが研修を通して新たな発見や学びを得たことは、これからAIを活用していく大きな一歩になったと感じております。この研修をきっかけに、AIの活用だけでなく、DXや業務効率化を含め、新たなことに挑戦する意識が各社・各部署で波及していくことを事務局一同楽しみにしています。

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