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福耳ラジオ 2025年1月14日放送分

トーク内容:JAPACHIKAブランディング

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木村パーソナリティー:
今月も金沢市無量寺のタマダ株式会社の玉田善久社長をお迎えしました。社長、よろしくお願いします。

玉田社長:
よろしくお願いします。

木村パーソナリティー:
さあ、今年最初の福耳ラジオになりました。気持ちが改まるこの新年ですので、今回は新しい話題で進めていきたいと思っております。
何かというと、ジャパチカというものがあります。これはアルファベットで
“JAPACHIKA”というふうに書きます。社長、このジャパチカというのは一体何のことなのでしょうか?

玉田社長:
はい。当社は地下タンクの日本国内トップメーカーなのですが、昨年ですね当社で造っている地下タンクに名前をつけようというプロジェクトを発足しまして。それで、社内でこのプロジェクトをずっとやってきたのですけれども、そのプロジェクトの中から生まれたのが、このジャパチカという名前になります。

木村パーソナリティー:
いわゆるブランド名ということになるかと思います。なんで名前をつけようと思ったのですか?

玉田社長:
そうですね。当社のタンク、全国で言うと70%ぐらいのシェアでやらせていただいておりまして。30年の歴史があるのですけれども、当社が造ったタンクでも、ほかの会社が造ったタンクでも同じ『地下タンク』とでしか認識されないという中で、やはり当社がこの30年培ってきたナンバー1タンクの品質だったり、この信頼性だったりを差別化できるような、そういう商品名をつけたいなという思いから、このプロジェクトを立ち上げることといたしました。

木村パーソナリティー:
なるほどね。ブランディングのポイントって言いますとね、やっぱりその印象に残るブランドとかロゴだっていうふうに言われております。今回のこのジャパチカっていうのはすぐに決まったのですか?


玉田社長:
そうですね。まずはプロジェクトを立ち上げて、その中でいろんな名前の案を社内で募集しました。その中で、今回このジャパチカという名前が良いのではないかということで、みんなで決めた名前になります。

木村パーソナリティー:
改めて、なぜジャパチカなのか?ジャパはこれ、ジャパンのジャパですか?

玉田社長:
そうですね。名前自体はゴロと読み合わせと見た目の印象というところはあるのですけれども。おっしゃる通り、ジャパンのジャパと、地下のチカという組み合わせで、“ジャパチカ”という名称をつけたということになります。

木村パーソナリティー:
なんか簡単そうに見えますけれども、なかなか出てこないアイデアのような気もいたしますが。

玉田社長:
いろんなものの商品名って、もうすでに使われている部分がありますよね。あと、もののイメージと合う、合わないという部分があるかとは思うのですけれども、この当社の地下タンクの場合も、30年すでにみんなが地下タンク、地下タンクと言い続けてきたものなので。

木村パーソナリティー:
ああ、なるほど。

玉田社長:
ある日突然、今日からこの商品を社員みんなでジャパチカと呼ぶぞというところから始まっているものですから。まあ、まずこの地下タンクに毎日直接触れる、当社社員がこのジャパチカという名前に馴染んでもらうというところが、最初に一番難しいところかなと思いました。

木村パーソナリティー:
なるほどね。もともと皆さん、地下タンク、地下タンクっていうふうには言ってらっしゃったのですね。

玉田社長:
そうですね。


木村パーソナリティー:
ということは、商品名をこれに決めた!ってっていうことは、他にもアイデアがいくつかあったっていうことですよね。

玉田社長:
この名前の前にいくつかアイデアがあった中から、選ばれたというふうに聞いております。というのは、私その名前を選ぶプロジェクトに入っていなかったものですから。

木村パーソナリティー:
そうなのですか。

玉田社長:
ロゴの形や細かいところでの最終的な相談はもらいましたけれども、基本的にはプロジェクトメンバーで進めていってもらうという形で、社員主導でやってもらいました。

木村パーソナリティー:
じゃあ、社長がこのジャパチカを最初にご覧になった時にはどんなふうに感じましたか?率直な印象として。

玉田社長:
そうですね。私自身、長いこと地下タンク、地下タンクって呼んできたわけですから、今日からこれをジャパチカだって自分に思い込ませるのが結構ハードルが高かったっていうのが実情ではありますね。でも、今はもう数ヶ月これに取り組んでおりますので、だいぶ慣れてきております。

木村パーソナリティー:
そうですか。タマダのホームページを見ると、ジャパチカのイメージビデオっていうのを見ることができるのですが、かっこいいですよね。

玉田社長:
これまで地下タンクの製品紹介プロモーションっていうのは、製品の性能や造り方など、そういうところを主に紹介する映像でした。今回、このジャパチカのプロモーションを作るにあたって、あくまでも製品のイメージに特化するような映映像になっております。

木村パーソナリティー:
昔の円谷シリーズのウルトラマン基地から飛行機が出ていくようなシーンみたいになっていて、いいなって思いました。
玉田社長:
映像の最後に、あの大きなタンクがトラックに積まれて出荷される映像があるのですが。まあ我々としては、そこにあの製品に対する思いを込めて、工場から出荷するというところを映像化していただきました。

木村パーソナリティー:
あれは素晴らしいですね。凄くかっこよかったです。

玉田社長:
ありがとうございます。

木村パーソナリティー:
そして映像の締めナレーションでは『何事もない毎日、かけがえのない未来を支えていきます。ジャパチカ』っていうふうになっていますね。地下にあって見ることはできないわけです、タンクっていうのはね。でもそこにとてつもない魅力と価値を感じました。やっぱりその世界観こそがブランディングじゃないかっていうふうに思いましたが。このブランディングした効果、ジャパチカになった効果というのは今何かありますか?

玉田社長:
やはりですね、一日、一ヶ月、一年とかっていう時間軸の中では、なかなかその成果として見えるものっていうのは、無いのかなと思うのですが、積み重ねですよね。何でもそうだと思っていますが、我々がね。我々というのは、私を含め当社社員のみんなが、この製品に対する自信とプライドを持つ。それで、そのプライドこそがこの製品ブランディングにつながっていくのではないかなと思っておりますし。まあ、まだ初めて一年経っておりませんので、これからも継続してやっていくことで、このブランドを確立していきたいと思っております。

木村パーソナリティー:
地下に埋まっちゃったら、もう見えなくなっちゃいますけどもね。

玉田社長:
まあ、そういう製品なので。普通に当たり前に使えて、当然誰もそこで働いているっていうことに気づかない。それが当社製品の特徴で、縁の下の力持ちではないですけれども、誰も見てないところでコツコツと働き続けると、そういう製品になっております。

木村パーソナリティー:
だから、そういう製品の性格があって、このブランドを打ち立てたっていうところが、なかなか魅力的だなっていうふうに思いました。だけど、タンクも地下に入らないやつもあるじゃないですか。外に置いてあるようなタンクもありますが、それもジャパチカって入っているのですか?

玉田社長:
そうですね。今、当社はいろんな製品タンクを製造しているのでが、まずはこの地下タンクを、ジャパチカというブランドで位置づけて広げていこうと。このジャパチカっていう製品の考え方ですよね。考え方というのは、当社の他の製品にもつながっていく考え方だと思いますし、このジャパチカという名前に付随して、考え方みたいなもの、フィロソフィーみたいなものも作っていけたらなと。それがあのストーリーとしてつながっていってくれたら嬉しいなというふうに考えています。

木村パーソナリティー:
うん。ということは、他のタンクでも、外に出ているやつでも見かける可能性はあるということですかね。

玉田社長:
そうですね、まあ基本的には地下に埋めちゃいますが。

木村パーソナリティー:
地上タンクにジャパチカは当面入れる予定はない?地上にあるやつには使わないということ?地上にあるやつも、なんかブランド考えればどうですか?

玉田社長:
そうですね。ただ、タンクを使われている方は、そのタンクのデザインとかそういうものはあまり求められてないと言いますか、デザインを目指すタンクじゃなくて。地上に残るものはその会社さんのロゴを入れてほしいとかってことがあるかもしれませんけれども、地下に埋めるタンクなので、勝手に名前を入れていくということは可能だと思っておりますけれども。

木村パーソナリティー:
そっか。地上にあるものは、そのお客さんの会社の名前が入ったりすることが多いですもんね。そうか、よく考えたらね。その後々の景観に携わってきますね。それは、そうですよね。愚問でした。
ところで、あのブランディングっていうのは、お客さんだけではなくて会社の中ですね、内向きにも価値がないといけないっていうふうに言われると聞いたことがあります。という意味では、タマダの社内でのジャパチカの浸透具合っていうのは、今この時点ではいかがなのですか?

玉田社長:
そうですね。おっしゃる通り、やはり社内での浸透がまずは一番大事だなと思っておりまして。この半年間の取り組みとしましては、まずジャパチカのユニフォーム、ポロシャツを作りました。ポロシャツにジャパチカと入れたデザインのものを社員に配りまして、日頃からジャパチカという名前を目にするようにしました。あとは全社員がアクセスするシステムがあるのですが、そのシステムのトップページにジャパチカのロゴを入れるようにして。それで普段から社員皆がジャパチカという製品名を目にする機会を増やすという取り組みをこの半年しておりました。

木村パーソナリティー:
これから入社される皆さんなどは、最初にこのジャパチカがインプットされるかもしれないですね。

玉田社長:
そうですね。馴染みやすいと思います。まあ、そうやってジャパチカがこの先ですね、価値を得て大きく成長していくのではないかというふうに思います。

木村パーソナリティー:
さあ、今回はタマダの地下タンクの新しいブランド、ジャパチカの話題を伺いました。ありがとうございました。

玉田社長:はい、ありがとうございました。